テキサス州キャニオンで「裏切り牧場(Double Cross Ranch)」を持つテキサスの荒馬(Texas Bronco)はプロレスの興行をやっていたが、客入りが悪かった。
テキサスの荒馬は、考えに考えた挙句、熊と闘うことを考えついた。
リング上から「次回は物凄い熊と闘う!!」と発表したところ、チケットが完売した。
ところが、コミッショナーから「物凄い熊と闘うのはダメ」と言われてしまい、困った・・・。
テキサスの荒馬は、テキサスの冷静沈着な兄の新車のキャデラックに乗ってレンタルクマ屋に行って熊を借り、後部座席に熊を乗せてホームセンターへ行き、後部座席の熊に「ここにいろ」と言い、ペンキを買いに行った。
駐車場に停まっているキャデラックの後部座席に座っている熊に人々は驚いた。
テキサスの荒馬は裏切り牧場に戻り、熊の頭から爪先まで白いペンキを塗り、テキサスの冷静沈着な兄の新車のキャデラックもペンキだらけにした。
テキサスの荒馬はリング上から「みんな、今日は諸事情により、物凄い熊を連れて来ることができなかった。でも安心してくれ。北極熊を連れて来た」
するとそこに、ペンキで真っ白に塗った白熊がリングに現れた。全身の毛がガチガチだった。
翌日、テキサスの荒馬は借りた熊を返しに行ったが、驚いたのはレンタル熊屋だった。
レンタル熊屋「何だこれは!? 俺は黒い熊を貸したよな?」
テキサスの荒馬「NO. 白い熊だった」
レンタル熊屋「黒い熊だ」
テキサスの荒馬「白い熊だった」
熊の全身をペンキで塗らなくても、月の輪熊で十分だったと思う。
やっぱりテリーはクレイジーだった・・・。
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